新制度「リクエスト」
先日記事にしました日本版「チャレンジ」導入ですが、正式発表されていませんがどうやら事実のようなので記事にします
まずは名称が「リクエスト」
どうやら審判への配慮というよく分からない理由で「チャレンジ」という名称になるようです
詳しい制度ですが
1、回数制限
MLBのチャレンジ同様回数制限があります
ただ違うところがあります
まずMLBの回数は一回(延長になると増えます)NPBの回数二回(こちらも延長で増えます)また、成功すれば回数は減りません
ですがMLBだと回数が切れても七回以降審判の判断で行うことが出来ますがNPBは回数が切れると延長に入るまで出来ません
2、制限時間
リクエストには制限時間はありません
しかし速やかにというあやふやな規定があります
MLBだと30秒(以前はなし)でその間に別室の球団スタッフが確認してからということが出来ますがNPBだとないようです
3、ポーズ
リクエストは監督が四角をジェスチャーで表すことで使うことを表現します
MLBでは決まってません
4、行使者
リクエストは監督のみ活用出来るそうです(これはMLBも変わりません)
ちなみにリクエスト使用後の抗議は認められず退場だそうです
5、使用する映像
MLBでは専用のリプレイセンターがありますがNPBだとテレビの映像を使うそうです
ちなみに球場でも判定に使用する映像は流れるそうです
6、出来ないプレー
ストライク・ボールの判定、ハーフスイング、自打球、ボーク、守備妨害・打撃妨害、インフィールドフライ、塁審より前方のファールは対象外になります
まずはこの制度が出来たことを喜びたいですね
例えば4月のマツダスタジアムでカープの緒方監督が退場になった試合がありましたが、来シーズンリクエストが出来ることによって確認出来て退場ということにはならないと思います
ただこれは万能ではなく問題点があります
1つ目はテレビの映像ということで限界があり、MLBとの差を感じること
前述の通りMLBではリプレイセンターがあり様々な角度から球場外の人がチェックします
これはかなり重要で様々な角度以上に試合に触れていない人が見ることで公平性もあります
制度が出来たばかりなので似たような設備はありませんが時間が経てばもしかしたら出来るかもしれません
2つ目は審判への負担です
これは肉体的というより精神的というのが強いです
制度的に審判が映像を確認するために制度の不備から何から何まですべての責任が審判に投げられるということです
これはよろしくないですね
以上のようにこの制度は問題点もありますが導入することにより一歩前進したんではないかなと思います
使って行くうちに良くしていければいいと思います
記事が遅くなり申し訳ありませんでした